予備試験にしれっと合格

こんにちは。コロ助(@xsasbabxb)です。

2019年11月7日は予備試験の最終合格発表がありました。

そして合格者番号の中にはぼくの番号がありました。

ぼく、2019年に予備試験合格です!

またもや、しれっとやってやりました。

 

山場である論文の合格発表が10月10日にあっての今回の口述の合格発表なので、正直「うれしい」より「ホッとした」という気持ちが先に来ます。

論文合格発表のときはもう震えるくらいうれしかったです。

この1年の成果が出た!

と。

そのうれしさはおそらく司法書士の筆記試験に合格したときぶりでした↓

>>しれっと合格してました。

とはいえ、まだ口述が残っていたので余裕がなく、素直に喜べませんでした。

でもこれでもう予備合格が確定しました。

なのでやっぱり今めっちゃうれしいです。

とにかく合格発表まで頑張ってきた自分には

「ありがとう。」

「お疲れさま。」

と言いたいです。

ぼくが予備試験に挑んだ理由

ぼくが予備試験(司法試験)に挑戦した理由は以下の記事でも話しましたが、端的に言えば人生をよりイージーモードにするためです。

>>予備試験にチャレンジします!

弁護士になれば、比較的競争が少ない世界で高単価の仕事ができ、世間からは「すごい人」と思ってもらえやすいです。

さらに「予備試験・司法試験合格者」や「弁護士」という肩書は専門性や権威性があるので、信頼が高まり情報発信もしやすくなります。

予備試験・司法試験に合格することでそれらの恩恵を受けられることを考えたら非常にコスパのいい「投資」だと思いました。

そのため、司法試験合格に向けて勉強を頑張りました。

 

「予備試験ルート」で司法試験合格を目指すのを決めたのはこれもまたコスパです。

一般的には超難関とされている予備試験ですが、司法書士試験に合格して自信をつけたぼくは

「そこまで難しくないやろ。」

と思うようになってました。

予備受験生の8割が落ちる短答を実際にお試しで受けましたが、民法の総則をちょろっと勉強しただけなのに届かなかったのはわずか3点。

(しかも、司法書士になかった刑訴と行政法はほとんど無知。)

これで予備短答がヌルゲーであることがわかりました。

そんなヌルゲーを突破した人は大したことありません。

普通の人です。

それなのに、論文試験に受かるのは普通の人の20%です。

「20%!多いな!これはちゃんと勉強すれば1年で予備合格いけるわ。」

 

そんなこんなで予備合格が「難しくない」ことがわかれば、めんどくさく、時間もかかるロースクールに進学しなくてもいいと思ったわけです。

今思ってもローに行かなくて本当によかったです。

予備試験ルートなら1年で司法試験受験資格が得られるし、「予備の勉強」に専念できます。

それに予備合格者なら進路の幅が広がります。

あと予備試験という「難しいこと」に挑戦して目標達成することは、「ロースクール挑戦」より話題性も出てブログ的においしいです。

そんなふうに予備試験ルートはいいことだらけです。

「ほぼ確実に司法試験の受験資格が得られる」とか「友達ができる」とかローにもいいことがたくさんあります。

しかし、少なくとも司法書士に受かった人なら予備経由でいったほうがいいです。

ぼくが使った教材

論文試験までにぼくが使った教材は次のものです。

  1. 4A論文解法パターンテキスト(法律基本科目)
  2. 4A条解テキスト(法律基本科目)
  3. 肢別本(憲法、刑法、手形法、刑訴、行政法)
  4. 予備試験論文過去問(全科目)
  5. S式柴田の生講義(憲法、行政法、手形法、刑法、刑訴)
  6. オートマシステム(民法、商法、民訴、刑法)
  7. デュアルコア商法
  8. 新問題研究 要件事実(民事実務)

論文対策に使用したのが「1,2,4,8」なので、予備試験受験生にしては少しスッキリしてると思います。

でもこれだけで受かりました。

判例百選や基本書などは読んでません。

短答対策として司法書士のテキストがあるのはちょっと異端かもしれませんね。

ぼくがとった勉強法

詳しくはほかの記事で書くので、ここでは概要にとどめます。

『S式生講義』を読む

まず司法書士受験生になじみのない「行政法・刑訴・手形法(商法)」、司法書士より難易度が高い「憲法・刑法」は司法試験レベルの全体像を知るために『S式生講義』を読みました。

本シリーズは講義形式でわかりやすく書かれているので、なじみのない科目を学ぶのにすごくおすすめです。

ただ、改定があまりされてないので古い情報には注意が必要です。

TACの「論パタ講義」と「復習道場」を受講(論文対策)

短答は余裕ですが論文が訳が分からない状態だったので、論文対策にTACの4A基礎講座パックをとりました。

このパックにある「4A論文解法パターン講義」と「復習道場」を中村充先生の指示通り予習・復習・宿題(課題)をしっかりしてすべて受講しました。

(「しっかり」と言っても、予習は問題文を読むだけですが。)

なお、「4A条解講義」もこのパックには含まれています。

しかし憲法を受けてみて、先生の言うことがほとんど頭に入らず、

「ぼくには必要ないかな。」

と思い、残りの科目は全部飛ばしました。

 

受講を開始したのが9月で、本気を出し始めたのが11月下旬だったので、最初は正規のカリキュラムからかなり遠ざかっていました。

しかし、条解講義をすっ飛ばしたことと怒涛の追い上げもあり、1月中にカリキュラムに追いつくことができました。

ここまで追い込めたのは追い込みジムのおかげです。笑

 

もともとかなり遅れていたこともあり、カリキュラム通り受講し終えるのはたいへんでした。

しかし「こなすだけ」ということはせず、1つひとつの講義にじっくり向き合い、復習もしっかりしていたので、「論パタ講義」と「復習道場」で論文の基礎がある程度できました。

肢別本、オートマ、デュアルコアをやる(短答対策)

上記の論文対策と並行して、肢別本(短答過去問)を解いたり、オートマ(司法書士テキスト)などを使ったりして短答対策をしました。

前年のお試し受験で短答対策はサラッとでいいことがわかっていたので、司法書士のときみたいに

「完璧にするぞ!」

と気負うことなく、

「それなりにやればいいや。」

という感じでやりました。

わりとテキトーですが、このくらいの力加減で良かったと思います。

短答対策で力を抜いた分、1月中にTACのカリキュラムに追いつけたし、後述するような論文対策もゴリゴリできました。

予備試験4A論文過去問分析講義を受講(論文対策)

刑法の論パタをやってるときに4A出身の合格者のブログで

「過去問は各科目の論パタが終わった後にやったほうがいい」

という情報を得たので刑法の論パタ講義・復習道場が終わった後に過去問を解き始めました。

 

予備の勉強を始めた当初は

「過去問は独学でもいいかな。」

という気持ちがありました。

しかし、「論パタ解法講義」を受講していくうちに4Aの魅力に憑りつかれたぼくは

「過去問も4Aで解説してもらいたい!」

と思い、「過去問分析講義」もとりました。

 

この講義で一般教養科目以外の論文過去問をすべて解き、

「論パタと過去問で受かるやん。」

と確信し、ひたすら論パタと予備論文過去問をやりまくろうと決意しました。

論パタと論文過去問を徹底的に繰り返して潰す

2月の中旬には7科目の論パタ講義を終えたので、あとは基本的に既存の教材を徹底的に繰り返して「潰す」だけでした。

(っていうか、ほかの教材に手を出す余裕はありませんでした。)

「潰す」ためにひたすら繰り返しです。

論パタと予備論文過去問をそれぞれ最低5周はしました(実務科目の過去問のみ7周)。

そうやって予備試験に出るパターンを頭と体に叩き込みました。

ちなみにこの際、基本的に答案は書いていません。

「4A図」を書くといった答案構成をして、論証を脳内で想起する。

これの繰り返しです。

 

短答試験が近づくにつれ短答対策もちょこちょこやりましたが、圧倒的手抜きです。

「論文や!論文!」

「論文対策が短答対策にもなるんや!」

ってな感じで論文ばかりやってました。

短答は論文の息抜きにたしなむ程度です。

短答直前の1ヶ月も勉強時間の半分は論文に費やしました。

そうしないと論文に受かる気がしなかったんです。

短答試験は綱渡り的になりましたが、ふたを開けてみればけっこう取れてたのでぼくの方法に間違いはありませんでした。

答練・模試

論文を解くのに

「本番のような雰囲気の中で初見の問題を解くのが大切」

ということを司法書士試験の経験からわかっていたので模試を受けました。

とりあえず伊藤塾・辰已なら間違いないということで伊藤塾と辰已の模試を受けました。

ここで実戦感覚を養い、自分の立ち位置もつかめたので模試を受けて良かったです。

また、LECの答練も家で1回受けました。

この答練でも「初見の問題を解く」という実戦感覚を養うことができました。

口述対策

論文試験までは口述試験のことなど全然考えずにひたすら論文のことばかり考えてました。

なので口述対策は論文が終わってからです(当たり前ですね)。

論文試験の手応え的には「終わった・・・」と思ってました。

しかし、万が一受かってたときのことを考えたら対策してないのはまずいです。

それにもしダメでも、今年やる口述対策は来年につながります。

そのため、論文が終わったら口述対策も頑張りました。

 

「口述試験ってどんなこと聞かれるの?」

ってところからスタートしたので、まずはネットで情報収集です。

どんなことが問われるか知ったら、独学でやりつつ、自主ゼミに参加し、予備校の口述模試も受けました。

そして万全とは言えない状態ながらも、論文合格発表後にスーパーサイヤ人になって追い込んだので、

「受かるぞ!」

という強い気持ちを持って口述試験に臨みました。

感想

まず言いたいのは中村充先生に

「ありがとうございます。」

ということです。

先生がいなければ、4Aがなければ、ぼくの令和元年一発合格はありませんでした。

というか、先生と4Aに出会わなければ、いつまで経っても合格する気がせず予備試験を撤退していたでしょう。

そのくらいぼくは中村先生と4Aに出会う前は「論文の書き方」からわからなかったんです。

でも、中村先生の4A講座を受講することで論文が書ける自分に変わり、力もグングンつきました。

また、個別相談でお話しさせていただいた際は、勉強の方向性を確かめてくれたり、勇気づけてくれたりしてとても力になりました。

素晴らしいものを提供してるのに受講生がまだ少ない中村先生のためにも、司法試験も必ず一発で合格してみせます。

ちなみに現在中村先生は「4A」ではなく、4Aの進化版「4S」講義をBEXAで実施中です。

4Sの使い手が増えるとぼくの合格可能性が下がりけっこう困るので、ぼくが司法試験に受かるまでは誰も受講しないでください。

 

それから、ぼく自身もけっこう頑張ったよなと思います。

本気を出すのが遅いスロースターターでしたが、11月下旬からは「追い込みジム」で本当に追い込んでゴリゴリ勉強しました。

同じ法律系資格の司法書士を持ってるとはいえ、司法書士にはない論文が予備にはあったので、正直つらかったです。

しかし、なんとしても2019年に受かりたかったので頑張り続けました。

いろんな娯楽を断って食事も制限して、修行僧のような生活をしながら苦しくても最後まで食らいつきました。

模試の成績が振るわない中でも最後まで頑張ったぼくにも圧倒的感謝です。

 

あと、我ながら勉強戦略もバッチリだったと思います。

行政書士、宅建、司法書士、認定司法書士といった資格試験で戦ってきたからでしょうか。

百戦錬磨のつわものであるぼくには「どうすれば予備試験に1年で受かるか」がわかってました。

問われることは違えど、勉強には明らかに「コツ」があります。

コツはいくつかありますが、今回の予備試験では次の2つが特に重要だったと思います。

  1. 手を広げ過ぎず同じ教材を何度も繰り返すのが最強
  2. 合格点さえとれればいい

1は論パタと論文過去問を繰り返したこと。

2は短答の勉強で手を抜いたこと。その結果、1でより繰り返せた。

こんなふうに戦略を立て、戦略通りに実行したこと(これがけっこう大変)が予備試験一発合格を果たせた要因です。

さいごに

予備試験合格はぼくにとって圧倒的飛躍です。

そして予定通り2019年に予備に合格できたのはよかったですが、正直焦りしかありません・・・。

周りの人はどんどん上に行ってます。。

ちまちま資格試験の勉強をしてる猶予は残されてないので、とりあえず2020年で司法試験合格を決めます。

その後はどうするか未定です。

とにかく

働きたくない。

好きに生きたい。

そのために億万長者にならねば!

と思ってるので、人生戦略を練りつつ己を追い込んで日々努力していきます。

それでは2020年司法試験合格に向けて勉強してきます。

2018年11月22日追記

この記事(この追記も含め)は2018年11月22日の時点でほとんどできてました。

この記事を書いたのは自分の合格を具体的にイメージするためです。

ぼくはこの記事のプレビューを何度も繰り返し読みました。

イケイケのときも。

苦しいときも。

そうすることで、つらい試験勉強も「ぼくの合格物語」のストーリーの一部なんだと思えて頑張れました。

また、ぼくの予備一発合格も「当たり前」になりました。

ぼくなら一発で受かって当然です。笑

とはいえ、やはり予備試験一発合格ってすごすぎますよね。

なので実際にこの記事を2019年11月9日に公開することができ、とてもうれしく思います。

最後に、本当にありがとうございました。