こんにちは。コロ助(@korosuke1ban)です。
今回はBamiiさんに書いていただいた予備校受講体験記です。
クレアール司法書士試験講座の生の情報をお伝えします。
良いところ・悪いところを包み隠さず書いていただいたので、クレアールを検討中の人は必見です。
特にネットには良い情報ばかり出回っているので、お金を払う前に悪いところはよく読んでください。
※良いところは青字、悪いところは赤字でわかりやすくしました。
Contents
講座・執筆者情報
予備校名:クレアール
講座名:中上級パーフェクトAコース受講
講師名:古川豪一先生等
受講年度:2018年
受講当時の年齢:40代
性別:男性
ペンネーム :Bamii
兼業
5年目
体験記
「クレアールは講座が安いわりに、答練や模試など他の予備校では別料金な物が全て込みなのがお得」
と思い受講しました。
また、スマホ等で択一の過去問が解けるので、通勤時間の有効活用が出来る点も魅力的でした。
ただ、幾つかの点で不満があったので結局講座を活用せず、市販の教材を利用したりしました。
まず択一六法ですが、司法書士用はクレアールしかないので、興味がありました。
しかし、民法は良いとして不登法と会社法がいまいちで、ここで挫折して市販の教材を利用するようにしました。
択一六法は六法の下に条文の解釈と、試験に必要な論点が記載されているのですが、不登法では条文の読み込みは重要ではないので、択一六法の読み込みは効率が悪いと思いました。
また、クレアールの合格体験記には択一六法を読み込んで合格された方もいるようです。
でも、他のテキストより読み込みが難しいと思いました。
そして択一六法は記載されている条文を読み、それから記載されている論点の説明を読む作りです。
ですので、条文の多い会社法では条文読みが苦手な私には厳しいと思いました。
さらに、択一六法は論点のまとめ表は記載されていますが、論点を図で説明した個所はありません。
そのため、例えば会社法の組織再編等は、択一六法での理解が難しいと思いました。
私には択一六法より、オートマ等の通常のテキストの方が分かり易く感じました。
クレアールの1000問ノックWebテストですが、択一の全科目の過去問がスマホやPCで学習できます。
5肢択一の問題を、選択肢毎にバラした物が1問づつ出題され、自分の回答の履歴も記録されるので、よく間違える肢等も分かります。
それに問題を解いた日付も記録されるので、日々の学習の日記代わりにもなりました。
ただ私が受講していた時は、1000問ノックWebテストに出題された過去問は、直近10年位の問題が無く、それ以前の物がほとんどでした。
だいたい平成20年位より前の過去問ばかり出題されていました。
1000問ノックWebテストは通勤中に良く解いていたので、全科目全問題は解いていましたが、直近の過去問が出題されないのが不満でした。
記述の講座は、過去問を題材にした教材を基にしていましたが、本試験よりは簡単な問題でした。
本試験同等の問題を解く教材は、答練と模試にはあるのですが、通常の講座には無いのも不満でした。
記述の解き方は、答案構成用紙を使用する解き方で、講義で丁寧に説明してくれるので、分かり易いのです。
しかし、解き方に時間が掛かり、早く解くことを意識していない内容でした。
記述に時間が掛かる私は「早く解く解き方」を知りたかったので、ここも不満でした。
答練と模試は手が回らなかったので、まったく受講しませんでした。
結局私には、クレアールの講座を有効活用する事が出来ませんでした。
確かに他の予備校より安くて、沢山の講座がセットになっているのですが、講座を使いこなすのは難しいと思いました。
最後に
Bamiiさん、素敵な体験記ありがとうございました!
ネットに落ちていない情報ばかりだったので、受講を検討されてる方にはとても有難い内容です。
クレアールを検討中の人は、合格体験記には載ってない生の受験生の声を読んで、予備校を選ぶ際の判断材料にしていただければ幸いです。