こんにちは。コロ助です。

テキストや問題集は何を使えばいいのかという相談を最近よくいただくので、誰かの参考になればと今回はぼくが使用してきた教材をまとめてみました。

ぼくが使用した教材は

  • オートマシステム
  • デュアルコア商法
  • オートマシステムプレミア憲法・刑法
  • でるトコ一問一答
  • オートマシステム記述式
  • オートマシステムひながた集
  • リアリスティック記述式
  • ハイレベル問題集

です。

これらに加え、勉強法に関する本などプラスαを紹介します。

択一

オートマシステム

ぼくがテキストに使っていたのは言わずと知れた名著オートマシステムシリーズです。

本書はわかりやすさに定評があり、オートマができたから独学で司法書士試験に合格できるようになったという声もあるほどです。

特に実体法のテキストは語り口調で書かれているのでまるで山本先生の講義を受けているかのように感じられます。

また、オートマは趣旨や理由などの法律の裏側までしっかり教えてくれます。

趣旨や理由を抑えたうえで覚えたものは長期的に忘れにくく、思い出しやすくなるので暗記に費やす労力は最低限で済みます。

9ヶ月ほどのブランクがある中で、ぼくが合格できたのも趣旨や理由をしっかり抑えていたからというのが大きいです。

それに趣旨や理由を抑えることによって、条文の丸暗記では対応できない未知の問題から答えをひねりだす応用力が身につきます。

見たことがない問題は正直ドキッとしますが、ぼくはオートマで応用力をつけていたので、周りの人と差をつけられるチャンスということもあり内心喜んでいました。

このようにほかのテキストとは一線を画すオートマは非常に完成度の高いテキストであるといえます。

 

ただ一つ玉にきずなのが誤りが多いことです。

これには少し手を焼きました。

しかしそれは毎年のように改定してオートマをよりいいものにしてくれているからでもあります。

それに誤りは割と早い段階でTAC出版の正誤表に載せられるので、ちょくちょく正誤表を確認することで誤りを直すことができます。

とにかくそういった弱点を補って余りあるほどオートマシステムはぼくのおすすめです!

でもクセが強すぎるという人がいるのも事実。

なので気になった人は民法Ⅰの基本編をまずザッと立ち読みしてみてください。

そこを読めばオートマとの相性がだいたいわかってきます。

それで自分に合うと思ったらオートマを使ってください。

そうすればあなたはぼくと同じオートマ仲間です(*^▽^*)

デュアルコア商法

オートマシステムの弱点は商法が軽んじられてるところです。

ここ数年ずっと一問は商法が出題されているのに付録扱いはさすがにひどすぎます。

その弱点を補うテキストとして使ったのがこのデュアルコア商法です。

内容は講義形式で、趣旨・理由付けがされており図表も使われていて記憶しやすいです。

また、ちょこちょこ過去問もついているので学習した後に問題演習ができます。

そして何よりページ数が多くないのでサクッと回せます。

 

司法書士試験は1問できたかどうかが合否を分ける試験です。

午後は時間的に余裕がないので捨てるべき問題がもしかしたらあるかもしれませんが、時間がたっぷりある午前で捨て問は一つもありません。

なので商法はきっちり対策すべきです。

商法はこれ1冊を3時間やればバッチリわかります。

オートマ使用者はこの1冊で速攻3点をもぎ取っちゃいましょう。

オートマシステムプレミア憲法・刑法


司法書士 山本浩司のautoma system premier (6) 憲法・刑法 第3版

憲法は判例を知っているかどうかで解ける問題がたくさんあります。

判例自体多すぎるので細かいところまで網羅するというのは司法書士試験を受けるうえでは賢い戦略とはいえませんが、オートマシステムに載っている判例だけではちょっと不安でした。

そこで使用したのがこのオートマシステムプレミアム憲法・刑法の憲法編です。

プレミアムにはオートマには載っていない重要判例が載っています。

ぼくはプレミアムで重要判例を学び、憲法に対する不安を払拭できたので使用してよかったです。

オートマ憲法を使っている人はプレミアムもやってみるといいかもしれません。

でるトコ一問一答

ぼくはでるトコ一問一答をアウトプット・知識の整理に使用しました。

このでるトコは本当にすごいです。

名前の通り本当に試験に出る論点を一問一答形式で出しています。

今年の本試験でもでるトコで解いた論点が何個も出て内心ガッツポーズをしました。

解説も基本的には1行2行でまとまっているので、とにかくサクッと回せます。

 

一問一答形式の問題集でどの教材を使用するか迷っている人も多いと思います。

伊藤塾の3300選直前チェックなど評判のいいものがたくさんありますもんね。

ぼくも何を使うかめっちゃ迷いました。

でもオートマで合格した先人はでるトコを使ってる人たちが多かったのでぼくもでるトコを選びました。

結果的には比較的短期間で力がついたので、でるトコを選んで本当によかったと思っています。

ぼくと同じようにオートマシステムを基本テキストとして使っているのであればでるトコを断然お勧めします。

でるトコは学習の順番がオートマと同じように作られているので、でるトコで知識が不十分だと思ったらすぐにオートマで確認しやすいからです。

テキストとサブテキストの行ったり来たりをスムーズに行うことができるというのは非常に重要な要素です。

また、オートマ使用者でなくても十分すぎるほど役立つ教材なので、ぜひ検討してみてください。

記述

オートマシステム記述式

オートマの記述式はオートマシステムを基本テキストとしていない人でも使っているとよく耳にします。

それほど完成度の高いものです。

ぼくは記述対策にとにかくオートマの記述式を解いて解いて解きまくりました。

このオートマ記述式の問題を解けばあらゆる問題に対応できる型が身につきます。

ただし、個人的にはこのオートマ記述式だけでは記述対策としては不十分だと思います。

問題の形式が本試験とはちょっと違うからです。特に不登法。

なので答練や模試、過去問を解くなどして実戦感覚を高めながらオートマ記述式をやるのがおすすめです。

ぼくは模試も受けましたが、それだけでは足りないと思いハイレベル問題集を使って実戦感覚を養いました。

ハイレベル問題集については後述しますが、問題が本試験の形式に似てるのでオートマ記述式との併用には持ってこいですよ。

オートマシステムひながた集

ひながた集は何を使ってもあまり変わらないと思いますが、ぼくはオートマシリーズを使っていたのでひながた集もオートマにしました。

ほかのオートマシリーズと比べると特筆すべきところはあまりありませんが、シンプルでよくまとまっていたので覚えやすかったです。

本棚がオートマで埋まっていると見栄えがいいですし、オートマで教材をそろえている人はひながたもオートマを使ってみてはどうでしょうか。

リアリスティック記述式

リアリスティック記述式(不登法・商登法)は記述の解法を学ぶために使用しました。

本書では松本雅典先生の記述の解法が余すことなく披露されています。

松本先生は本書を自信作だとおっしゃっていました。

そしてぼくも自信を持ってお勧めします。

ぼくは記述の解法を本書で学び、記述はその解法を使って解きました。

慣れないうちは解き方を思い出すだけで苦労しますが、一度マスターすればしょうもない書き忘れや勘違いが激減し解くスピードも速くなっていきます。

記述を速く正確に解けるようになりたいという人はこのリアリスティック記述式で解法をつかみ、ガンガン問題演習するのがおすすめです。

ハイレベル問題集

この問題集は本試験2週間前に急きょ購入してやりました。

 

ぼくは本試験2週間前の時点では択一にかなり手ごたえを感じていました。

6月にTACで最後の模試を受けたときです。
人生最後の司法書士の模試を受けてきました。

しかし記述は論点を把握するのに時間がかかり、最後まで書ききれず点数も伸び悩んでいました(一応基準点は上回っていましたが、本番に基準点を超えられるか不安でした)。

理由はわかっていました。

絶対的な演習量不足です。

ぼくはオートマ記述式を何度も解き、ひな形を覚えることによってある程度の型はできていました。

でも模試や本試験の問題は初見の長い文章から論点を読み取らないといけません。

なのでオートマ記述式とひな形だけでは限界がありました。

そこで本試験形式の初見の問題をもっと解かねばということでこのハイレベル問題集を選びました。

選んだというか選択肢がほかにあまり無かったように思います。

この問題集はWセミナーの答練から良問を厳選して作られたものです。

形式が本試験のものと似通っているのでこれで本試験の形式に慣れ、苦手な記述も解くスピードが上がっていき、本試験は自信を持って臨むことができました。

少し高かったので購入するか正直迷いましたが、購入して本当に良かったです。

直前期の演習問題を探している人や本試験の形式にすぐに慣れたいという人にはおすすめです。

勉強法

司法書士5ヶ月合格法

ぼくの勉強法は赤と黄色の5ケ月合格法が基になっています。

両方とも本当に良書です。

それなのに赤いほうのAmazonのレビューを見ると低評価が並んでいます。

1日17時間も勉強できないから参考にならない

というのが低評価の理由の一つのようです。

たしかに1日17時間の勉強はぼくにもまねできません。

しかし「1日17時間」を叩いている人はことの本質が見えていません。

「1日17時間勉強した」というのは本書のほんの枝葉の部分だからです。

大事なことはもっとほかに書いてあります。

本書を読めば松本先生の再現性のある効果的な勉強法をものすることができます。

この勉強法でぼくは司法書士だけでなく行政書士と宅建士もとれたので、5ケ月合格法はあらゆる試験に通じるものだと思います。

なのでたくさんの人にこの本を読んでほしいです。

予備校講師が独学者のために書いた 司法書士 5ヶ月合格法

黄色い本でも松本先生の効率的な勉強法が学べます。

内容は赤い本とかなり被っていますが、少し違った視点で書かれていたり新たな思い出し方が書かれたりしていておもしろいです。

市販の推薦テキストを具体的な名前を挙げて紹介している点は独学者を意識して書かれている本だなと思いました。

ぼくは両方読んでよかったと思ってますが、どちらの5ケ月合格法を買うか迷ったらKindle版もあり安く買えるこちらがオススメです。

司法書士試験 非常識合格法

内容が特に非常識というわけではないので、非常識な合格法を期待して買えば落胆します。

しかし中身はまっとうで司法書士試験全体について把握できたり、各科目の勉強法が参考になったりと有意義な本でした。

以前書いた記事でも紹介しましたが、クレアールは毎月この本を無料でもらえるキャンペーンをやっているようです。

読んでみたい人はそのキャンペーンを利用してぜひタダでゲットしちゃってください。

【先着100名】クレアールの資料請求をすると『司法書士試験 非常識合格法』がもらえる!【追記あり】

番外編

オートマ過去問

ぼくはオートマ過去問をやるつもりで勉強をスタートさせましたが、時間の都合上使うことができませんでした。

なので番外編です。

オートマ過去問は山本浩司先生らオートマ実行委員会が厳選した本当に必要な問題から構成されています。

また、よくある過去問とは違って解説が端的にわかりやすくまとまっています。

なので過去問に割く時間を最低限に抑えたいという人にはうってつけです。

ぼくは司法書士試験に過去問は最低限でいいと思っているので過去問の問題集をやるのであればこのオートマ過去問をします。

でるトコ同様、オートマ過去問はオートマテキストと併用しやすいのでオートマテキストを使っている人には特におすすめです。

まとめ

今回はぼくが使用した教材+αをまとめてみました。

もしぼくが大学1年生の自分にアドバイスをするなら

とりあえずこの択一と記述のテキスト・問題集を全部買ってやれ
(オートマ過去問はいらないかな・・・)

勉強法の本は最低でも5カ月の本をどちらか読め

と言います。

それくらい自信を持ってお勧めできるものたちです。

そうはいっても人によって相性がありますし、ほかにもいいテキストや問題集はたくさんあるので一つの参考にしていただければなと思います。

 

たくさんのテキストや問題集の中から自分に合うものを見つけるのはたいへんなことですが、何を使うかというのはものすごく重要です。

なのでいろいろなブログやレビューを見たり立ち読みをしたりして自分に合うものを見つけていってください。

そしてその教材を信じて最後までやり続けてください。

よく言われていることですが、どんな教材を使うにしろ同じものを何度も何度もやるのが最強です。

あまり手を広げ過ぎず自分が信じた教材を究めれば自ずと力がついてきます。

それでは(#^^#)