宅建は難しい

こんにちは。コロ助(@korosuke1ban)です。

司法書士不合格を確信してから宅建に臨んで合格し、よく年司法書士にも合格しました。

苦労して何とか取得した宅建。

それについて話していきます。

宅建は難しい

宅建といえば、手軽に取れる簡単な資格だと世間やネットではよく言われていますよね。

ぼくもそのように思っていました。

 

しかしいざ勉強を始めてみると、宅建が簡単だなんてとんでもないと思いました。

 

宅建の難易度が低いというのはウソです!

司法書士受験生のぼくが難しいと感じました。

それにこの意見にはロースクール生や司法試験受験生の方々も共感してくれました。

ロースクール生と司法試験受験生が難しいと感じているんだから宅建が難しいのは間違いありません。

 

宅建を簡単だという人はいろいろな人がいますが、その一部は数十年前に資格をとった人なんだと思います。

実際に昔の宅建は今と比べると簡単だったようですしね。

 

今の合格率は16~17%です。

これは一見、高い合格率に見えます。

しかし、別の見方をすれば8割以上が落ちる試験であるともいえます。

こんな試験は簡単でもなんでもありません。

 

行政書士にもいえることですが、今と昔で難易度に差がある資格に関しては上の世代の人たちのいう「簡単」という声には耳を貸してはいけませんね。

※2018年1月13日追記

今FP3級の勉強をしていますが、宅建と被っている部分があるので語呂があって覚えやすい『らくらく宅建塾』も使用して勉強を進めています。

そのテキストを読んでいて思うことは、やはり宅建は難しい。

よくこんなの短期間で詰め込んだなと思うほど、司法書士試験に合格した今も難しい試験であると思います。

 

でも脅すつもりはありません。

宅建の勉強をしていて難しいと感じても、難しいのが当たり前だと思って、気落ちしないでいただければ幸いです。

独学テキストでおすすめは『らくらく宅建塾』一択!

宅建のテキストは『らくらく宅建塾』一択です!

ぼくはこの『らくらく宅建塾』を使って一発合格しました。

もともとぼくは『パーフェクト宅建』というテキストで勉強を始めました。

しかし、文章を読んでもなかなか頭に入ってこなくて困っていたんですよね。。

そんなときに、Twitterでフォローしている宅建合格者の方々に教えてもらったものがこの『らくらく宅建塾』です。

 

宅建士試験は司法書士試験とかぶっているのが「民法(権利関係)」くらいです。

ほかの科目は初学者も同然でした。

しかしこの『らくらく宅建塾』は非常にとっつきやすく、最後まで投げ出さずにやり続けることができました。

 

このテキストのいいところは、どうしても丸暗記に頼ってしまいがちなところも語呂合わせで覚えることができることです。

語呂合わせだと初学者で時間がないぼくでもスイスイ覚えられました。

なので、本当にラクに受かりたい人には『らくらく宅建塾』がおすすめです。

初心者がすべき宅建独学勉強法

宅建初心者の人はまずマンガで法律のイメージをつかみましょう。

読むとわかりにくい法律の世界が頭に入ってきて宅建の勉強が楽しくなります。

勉強の息抜きに読んでみるのもいいですね。

 

マンガを読んである程度イメージをつかんだらテキストです。

メインテキストである『らくらく宅建塾』をまず1周しましょう。

 

テキスト学習の勉強法は『5ケ月合格法』が最強です。

本書は超難関の司法書士試験の本ですが、宅建士試験でももちろん使えます。

この本は絶対読んだほうがいいのですが、ぼくも択一試験対策の勉強法に関する記事を書いているのでこちらも参考にしてみてください。

【司法書士試験独学】ぼくがとった択一の勉強法はこれです。【テキスト中心】

 

ある範囲についてテキストを1回やった後は、その範囲の過去問にトライです。

宅建の本試験の問題は過去問を焼き直して作られているのが多いです。

そのため過去問を何回も解きましょう。

解くべき過去問は、またもや『らくらく宅建塾シリーズ』です。

この過去問は、「これだけはやっておけ!」という良問だけを揃えています。

また左に問題、右に答えと解説が載っているのでとても使いやすいです。

しかも2018年版から赤シートが付くようになったのでさらに勉強しやすくなりました。

テキストだけでなく過去問も『らくらく宅建塾』に決まりです。

司法書士受験生のアドバンテージ

さて、ここからぼくの実体験を述べますが、ぼくはなんとか平成28年に宅建士試験に独学で合格することができました。

勉強期間はだいたい2ヶ月です。

 

最初の1ヶ月は仕事の片手間という感じで、勉強時間は1日2時間程度だったと思います。

最後の1ヶ月はさすがにヤバいと思って勉強最優先でやりました。

模試は一切受けてません。

 

結果はというと、点数的にはかなり余裕がありましたが紙一重です。

ぼくが短期独学で受かることができたのは

  1. テキストがよかった
  2. 司法書士受験のアドバンテージがあった

ということが大きいです。

 

テキストについては既に述べたので、司法書士受験生のアドバンテージについて話します。

ぼくは司法書士受験のアドバンテージがなければ合格するのにあと2、3か月はかかりました。

宅建士試験において「権利関係」は非常に重要な科目で多くのページが割かれています。

しかしぼくは権利関係の勉強をほとんどしませんでした。

それは先ほども述べたとおり、司法書士試験の最重要科目である民法と権利関係の範囲がかぶっていたからです。

 

しかも権利関係は民法と比べるとかなり浅い知識で点をとることができます。

なのでぼくは権利関係は飛ばしてほかの科目を重点的に勉強することができました。

もし司法書士受験で民法の勉強をしていなかったら権利関係を飛ばして勉強するなんて荒業は到底できませんでした。

なので、アドバンテージには本当に助けられましたね。

さいごに

宅建の名称が2015年に「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」に変わりました。

これを受けて宅建士試験が難化するのではないかと言われています。

本当にそうなるかは定かではありませんが、そうなった場合は「早くとっておけばよかった」となるのでとれる人は早めにとっておきましょう。

ぼくもこのことを理由に昨年受験しました。

 

初心者の人は最初は難しく感じると思います。

でもほかの人も難しいと思っているので大丈夫です。

本当に難しい試験なんですから。

なのでコツコツ勉強を続けてください。

「継続は力なり!」です。

 

最後に、宅建受験を通して思ったのは、先人の教えは大事だということです。

今思い返してみても『らくらく宅建塾』がなければ短期合格は困難でした。

何かを始めるときは結果を出している人に教えてもらったほうが結果がでやすい。

 

これはあらゆることに言えることですね。

何かを始めるときや行き詰まったときは結果を出している人から学びましょう。

もちろんぼくも合格者としてアドバイスができることがあるのでお問い合わせフォームからいつでもご相談お待ちしております。

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