司法書士試験独学択一の勉強法

ぼくがとった択一の勉強法について、記憶が薄れていく前に書いておこうと思います。

ぼくが択一対策で使用した教材は、テキスト(オートマシステム・デュアルコア商法・プレミア憲法)とでるトコ一問一答です。

テキストを徹底的に回してインプットとアウトプットをしつつ、でるトコでもアウトプットをしていました。

記述の勉強法はこちら>>【司法書士試験独学】ぼくがとった記述の勉強法はこれです。【書かずに覚える】

テキストでインプット・アウトプット

ぼくが勉強を始めたのは民法からです。

そこから

民法→不登法→商法・会社法・商登法→民訴系

というふうに進んでいくのではなく、

民法→不登法→民法→不登法→商法・会社法・商登法

というふうに先に進みつつも前に戻って復習するというようにやってました。

前に戻らずに全科目1周させると、ずっと前に覚えたことが抜けてしまい、いつまでたっても覚えられないと思ったからです。

また、各科目内においても

代理→時効→意思の欠陥→制限行為能力→瑕疵ある意思表示

というふうにどんどん進んでいくのではなく、

代理→時効→代理→時効→意思の欠陥→代理→時効→意思の欠陥→制限行為能力

というふうに単元を行ったり来たりしながら進めていました。

その単元を復習するために最低でも3回は前に戻るという感じです。

また、復習するときはただ読みこんでインプットするのではなく、アウトプットもしていました。

テキストの重要なポイントを思い出しながら読むことによって、それがアウトプットになります。

司法書士試験テキストの使い方

アンダーライン

ぼくはテキストにアンダーラインを引いて、そこにどんなことが書いてあるのか一目でわかるようにしていました。

アンダーラインの色は2色です。

  • 赤:結論
  • 青:趣旨・理由

このように色に意味付けをしていれば、瞬時に大事なところがわかるので復習のスピードも高まります。

なので、アンダーラインなりマーカーなりテキストに線を引くことは激しく推奨します。

テキストに線は引かないという人もいるでしょうが、まっさらなテキストだとどこが大事なのかよくわからないのでぼくはお勧めできません。

関連するページ数

テキストを読んでいて、「関連する知識」、「何か似てるなーと思う知識」がほかのページにあればそのページ数をテキストの余白に書きこむようにしていました。

「-P96」というふうにです。

書くのはあくまでもページ数だけで、知識そのものは書きません。

ページ数を見て関連する知識が何なのか思い出すのが勉強になります。

このように関連する知識のページ数を書きこんでいけば、

「-P96」、「-p300」、「-不等P201」、「-商P283」

と4つも5つも関連する知識を余白に書くことがあります(違う科目の知識を関連付けるときはページの頭に科目名を書いていました)。

そうすると、1つの知識を勉強しているときにほかの知識を4つも5つも一度に復習できます。

しかも、関連付けられた記憶は強固になりやすいということが言われています。

なので、この勉強法は最強です。

でるトコでアウトプット

テキストで3回復習したらでるトコ一問一答をやっていました。

4回もテキストをやりこんでおけば、かなり記憶が定着しているはずです。

しかし、いつもテキストばかりやっていては本当に知識がついているのかわからないので、でるトコで問題を解くようにしていました。

でるトコでアウトプットすることによって記憶の定着もさらに強固なものになります。

また、テキストには載っていない論点もでるトコでたまに出題されているので、そこはでるトコで確実に抑えていました。

 

司法書士試験において、でるトコは最強の教材のひとつではないかと思います。

試験に出る論点をあそこまで簡潔かつ網羅的に一問一答形式でまとめているのは秀逸です。

ほかの一問一答形式の問題集をガッツリやったことがないので比較できませんが、ぼくはでるトコを強くお薦めします。

でるトコを手にとったことがない人はぜひ本屋さんに行って試しに2、3ページ問題を解いてみてください。

テンポよく解けるので、はまる人が出てくるはずです。

ただしやりすぎ注意です。

でるトコは本当にポンポン解けるため、癖になってしまうことがあります。

一番大切なのはテキストなのでテキストをおろそかにしないようにしましょう。

司法書士試験の過去問はやらなかった

ぼくは過去問を基本的に解きませんでした。

時間が限られていたことと合格最低点をとるのに過去問は必要ないと思ったのが理由です。

詳しくは以下の記事を参照ください。

>>【司法書士試験】択一の過去問は当然必要!じゃなかった・・・【テキスト派】

司法書士試験直前期

試験直前期は前に戻るということはせず、どんどん先に進んでなるべく多くの科目に触れるようにしました。

司法書士試験は科目が多く範囲が広すぎてたいへんですが、ここは気合です。

テキストもでるトコもガンガン回しました。

本試験で問題を解くときに、どの科目でも「久しぶり感」がないようにすることが大切です。

司法書士受験の反省点

自分としてはもっとも正しいと思われるやり方で勉強してきましたが、多少遠回りしたところもあったと思います。

たとえば、テキストをやるときに「前に戻りながら進めていく」ということを最初からぼくはやっていました。

一度覚えたことを忘れたくないがために何回も何回も前に戻りました。

しかし、今思えば戻りすぎた感がります。

というのも覚えたことを忘れるのは当たり前で仕方がないからです。

そのため、ある程度のことを理解すれば、とりあえず前に進んで全科目を1周させて「全体像を把握する」というふうにしたほうがいいと思います。

司法書士の科目はそれぞれ独立しているようで、意外と繋がっています。

単体の科目で見たときに理解できないことでも、ほかの科目をやってみることで理解できるようになったこと・理解が深まったことがありました。

それに、テキストを一度1周させないと1周させるのにどれくらいの時間がかかるのかがわかりません。

なので1周させないと長期的な勉強計画が立てづらくなります。

これから勉強を始める人やまだ勉強を始めたばかりの人はとりあえず全科目を1周させるということをまずはやってください。

さいごに

司法書士の択一は司法試験・予備試験以上の難易度だと言われています。

実際に予備試験を受けてみましたが、択一は司法書士のほうが圧倒的に難しいです。

司法書士はそれほど超難関試験です。

なので、司法書士の勉強をしている自分はすごいんだ!とまず思ってください。

本当にすごいことなんですから。

そして、超難関試験と向き合う自分に誇りをもって最後まで突っ走ってください。

やってきた努力が直結するのが択一試験です。