情けは人の為ならず】無料サポートを始めたら、良いことが自分に返ってきた話。

こんにちは。最近Twitterでけっこうつぶやいてるコロ助(@xsasbabxb)です。

6月に「【来年合格する人へ】司法書士試験に受かる人の無料サポートを開始します。【先着3名!】」でぼくは無料サポートを始めました。

無料サポートを始めた経緯として「人のためにした良いことは巡り巡って自分に返ってくるから。」と言いましたが、その良いことが速攻自分に返ってきました。

今日はそんなお話です。

予備試験合格者Sさんとの出会い

きっかけは無料サポートを始める前に書いた「予備試験に挑んできました。」でいただいたコメントです。

Sより

予備試験勉強はコツですよ。特に論文。

私は大学を卒業して、司法書士合格、実務経験後、予備試験に合格して、司法試験を今年受けました。

論文は、コツさえつかめば、すごく上達できるものなので、もしよければアドバイスしますよ。

頑張ってください

すごい人からコメントをいただき、うれしさのあまりぼくは即返信しました。

コロ助より

Sさん、司法書士合格後に実務を経験して、予備→司法試験って最強ルートじゃないですか!

めちゃくちゃかっこいいです!

論文のコツをぜひ伝授してほしいです。

ただ、現段階ではわからないところがわからないというレベルなので早く質問できる域までに到達してみせます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

これがぼくとSさんとの出会いの始まりでした。

思いきってメールしてみた

論文の勉強を始めたばかりで「わからないところがわからない」状態で質問もままならなかったため、コメントをいただいた時点ではあまり突っ込んで聞くことはしませんでした。

しかし、論文がわかるようになるまでお話を聞かないとなると、話を聞くそのときはなかなか来ません。

それに、勉強の方向性を早く定めるためにも早めに合格者の声を聞くべきです。

そこでコメントをいただいた1週間後に、思いきってSさんにメールしました。

簡単な自己紹介とクッソ長い文章の質問です。

すると向こうから

「もしよければ、会って話しませんか?」

とお返事をいただきました。

質問が長すぎて、答える側としては文章で伝えるのが大変だったのでしょう。笑

直接お会いするのはこちらからお願いしたいくらいだったので

「ぜひ、お会いしてお話したいです。焼肉を御馳走させてください!

と返事しました。

ここでひとつ奇跡的だったのが、Sさんとぼくが住んでる駅が隣同士だったことです。

ブログでたまたま出会った二人がすぐ近くに住んでいたなんてすごいですよね。

そんなこんなで、近場の池袋でお話をさせてもらうことになりました。

焼肉屋さんでお話

焼肉屋さんで焼き肉を食べながらいろいろお話させていただきました。

  • 司法書士試験のこと
  • ロースクールのこと
  • 予備試験や司法試験のこと
  • 択一の勉強法
  • 論文の勉強法
  • 弁護士の就職・インターンのこと

司法書士試験のことはどれも共感が持てることばかりでした。

Sさんもぼくと同じようにオートマで学習して、一度司法書士試験に落ちて、その後合格したと聞いたときは

「予備に受かって司法試験合格ほぼ確実の人もぼくと同じ感じだったんだな。」

とより親近感がわきました。

「この人がいけたんだからぼくも。」

という気持ちにもなりました。

ロースクールや就職のことはぼくにとって未知なことばかりだったので新鮮でおもしろかったです。

 

司法試験や予備試験のこともたくさん話しました。

ぼくが全然的外れなことを言っても

「それはこうだよ。」

とSさんは優しく話してくれました。

 

焼肉屋さんでいろいろ話して、ぼくの中で出た結論は

  • 司法書士に受かったんだから択一は余裕!
  • 論文対策をガンガンすべし!

というものでした。

択一の知識はピーク時と比べて恐ろしく抜け落ちているので、もう少し択一を固めたほうがいいかなと最初は思ってました。

しかし、話を聞けば聞くほど択一は余裕に思えてくるし、論文は危機感が増していったので早め早めに論文中心の勉強に切り替える決断をしました。

本屋さんでお話

焼き肉を食べたら、近くの大きな本屋さんに行って教材についていろいろ教えてもらいました。

「『C-Book』は分厚いから買わなくていいよ。」

「『趣旨規範ハンドブック』はマジで買うべき!」

「司法書士になかった行政法とかは柴田先生の『S式生講義』で勉強した。」

「『肢別本』は旧司法試験の問題もとり上げてるけど、今の司法試験はそこまで難しくないから新司法試験の問題だけを扱ってる『パーフェクト』のほうがいいよ。」

「論文の過去問は辰已が一番。」

「○○はやってみたけど、消化しきれなかった。」

「予備の論文で使う六法は普通に売ってる六法と違うから、ヤフオクで落として事前に練習しておいたほうがいいよ。」

などなどぼく一人だけで一つひとつ教材を試していれば「数年かかってやっとわかること」を数十分でたくさん教えてもらいました。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

そう言いますが、時間は有限なので「人の経験」から学ぶってすごく大事だと思います。

たとえば今回で言えば、ハズレに当たる確率が大幅に下がったので、最短で自分の最適な教材に近づけました。

時間と労力の大きな節約です。

それに、ハズレを買う確率が減るということはお金の節約にもなります。

資格試験の教材は高価なので、ハズレを引かないことによる節約効果は大きいです。

ちなみに、ぼくも司法書士試験で自分が使った教材をまとめているので是非参考にしてみてください。

>>【保存版】司法書士独学でコロ助が使用したテキスト・問題集まとめ

教材をタダでもらった

本屋さんでひとしきり教材を教えてもらった後は別の場所に移動して、Sさんが使っていた教材の一部をタダでいただきました。

「焼き肉をご馳走してくれたお礼」とのことだったのですが、普通に買えば焼肉代を圧倒的に上回るほどだったのでほんと有難かったです。

今はその教材も使って勉強してます。

もうひとつの奇跡

少し余談ですが、Sさんが隣の駅に住んでいたこと以外に今回もう1つ奇跡が起こりました。

Sさんに会いに池袋に行ったら、中学の友達と9年ぶりに再会したんです!

ぼくの地元は九州の田舎なので東京で地元の友達と遭遇するなんて滅多にありません。

というかこれまで一度もありませんでした。

ぼくは普段引きこもってるので家からそんなに出ないし、友達も池袋からかなり遠くに住んでいるので、その日たまたま池袋で会ったのは本当に奇跡でした。

Sさんとの約束があったのでほとんど話せませんでしたが、

「今度飲もうや~。」

となってその日は別れました。

 

そして、先日その友達ともう1人の中学の友達と3人で飲んできました。

ちなみに「もう1人の中学の友達」は「【今年合格する人へ】最後に勝つのは死ぬほど努力してきたあなたです。【司法書士試験】」で少し触れた在学中に公認会計士に合格した「すごいやつ」です。

久しぶりに会った2人は独立志向が強く、高みを目指してました。

「東京で成り上がってやろうぜ!」

そうやって3人で話して本当に楽しかったし、刺激もたくさん受けました。

マジであのとき池袋に行って良かったです。

さいごに

情けは人の為ならず

この言葉は本当だと思います。

人のためにした良いことは自分に返ってきます。

ぼくもなぜか無料サポートを始めてからいろいろうまくいってます。

たとえば、今回は司法書士試験合格者として受験生を無料でサポートしようと思ったら、隣の駅に住んでる予備試験合格者からコメントをいただきました。

そして焼き肉をご馳走したとはいえ、アドバイスや情報、教材などお金に換算すれば最低でも10万円はするものをもらいました。

あと、中学の友達と再会してとても良い刺激を受けました。

「何の因果関係もないだろ。」と思うかもしれませんが、ぼくはあると思ってます。

世の中には目には見えない不思議な力が働いています。

 

と最後はちょっとスピリチュアルな話になりましたが、Giveした以上になぜか自分に返ってきてるのは事実です。

なので、これからも世のため人のため自分のためにGiveを続けていきます。

それではまた。