司法書士試験に合格して半年以上が経ちますが、合格してからこれまでいいことがたくさんありました。

受かれば本当に人生が変わります。

司法書士実務をやっておらず、典型的な合格者とは全然違う生活を送っているぼくですが、ちょっとは参考になるかなと「受かってよかったこと」をまとめました。

来年の試験までまだ遠く、勉強のモチベーションがなかなか上がらない時期ですが、受かるメリットを知ることでやる気が出ると思うので是非どうぞ。

高め合える友達ができた

「受かってよかったこと」としてまず思い浮かんだのが友達ができたことです。

研修は3ヶ月という短い間でしたが、大学の4年間よりも友達ができました。笑

司法書士試験に合格すれば研修や祝賀会で様々な職業・幅広い年齢層の方々と友達になれます。

司法書士試験っていうクソみたいに難しい試験に合格してるんだからみんなすごい人だろうなと思ってましたが、会ってみるとみんなものすごく「ふつう」です。

自分とそこまで変わりません。

ただ、自分が努力してきたようにほかの人たちにもぼくの知らないものすごい努力があるんだと思うとそこには尊敬しかありません。

 

付き合っている人のレベルが高ければ自分のレベルも上がります。

司法書士試験合格者は努力家で人格者で意識が高く優秀な人ばかりです。

そういったすごい人たちと関わりを持てることは自分の人生においてものすごいプラスなります。

新人研修が終わってしばらくした今もときどき同期に会ってますが、すごく刺激的で楽しいです。

自信がついた

司法書士試験という超難関試験に合格することでものすごい自信になりました。

ぼくは法学部でしたが、3回受験してやっと行政書士試験に受かるような人間です。

大学受験も失敗して変な大学に通っていたので「ぼくはダメなやつだなー」とずっと思ってました。

合格するまでにたいへん苦労しましたが、その苦労の果てに合格することができたので大抵のことは司法書士試験と比べれば楽勝だと思えるようになれました。

司法試験を諦めたときは「5振が怖い」と思ってましたが、司法書士試験に受かった今は「ぼくに5振はないやろ」と思っています。

 

過信は危険ですが、自信がないのもよくありません。

これからもどんどん難しいことにチャレンジしていきます。

 

合わせて読みたい:予備試験にチャレンジします!

法律に強くなった

司法書士試験の勉強をしていく過程で法律にめっぽう強くなりました。

司法書士試験で求められる水準は本当に高いです。

なので司法書士試験合格を目指して勉強していれば自然と法律に強くなります。

 

法律は「大人のケンカの武器」です。

今はまだ大きなトラブルに見舞われていませんが、生きていれば今後何らかのトラブルに巻き込まれてしまうこともあるでしょう。

そんなとき法律を知らなければ泣き寝入りしてしまうことになりますが、法律を知っていれば法律を武器に戦えます。

知ってるか知らないかで大きく変わることがありますが、法律はそれが顕著なので法律に強くなってよかったです。

セーフティーネットができた

セーフティーネットができた

大学に入学した当初、ぼくは「弁護士もしくは法律系の仕事に就こう。」と思っていました。

しかし、いつしか家で引きこもってできる仕事がしたいと思う自分になってました。

ただ、世の中は本当に不確実です。

そのため、セーフティーネットの必要性に迫られ、一度は撤退したものの司法書士試験を再度受けることにしました。

参考記事:司法書士試験にチャレンジします!

 

司法書士の資格はかなり強いセーフティーネットになります。

まず現状就職には困りません。

司法書士業界は今かなり売り手市場です。

実務未経験の一般ピーポーでも有資格者なら歓迎されます。

また、ぼくは実務未経験ですが即独して後見業務をいくつかやれば最低限食っていけるかなーと甘い考えを持っています。

とりあえず司法書士を持ってれば食いっぱくれません。

そのため、手に職をつけてセーフティーネットを確保したいなら、受験資格が不要で超難関の司法書士はおすすめです。

 

やっていることがうまくいかなかったときのためのプランB(セーフティーネット)の存在は本当に重要です。

起業して成功する人は少数だし、雇用されていても突然解雇されてしまうこともあります。

現状うまくいっていたとしても、将来に不安があれば目の前のことに全力を尽くすことはできません。

しかしプランBがあれば、失敗したときはすぐに立ち直れるし、将来の不安も大きく減るので目の前のことに注力できます。

なのでプランBを持っておくことを強くお勧めします。

司法試験・予備試験の予備校代がお得すぎた

司法試験・予備試験の予備校代がお得すぎた

ぼくは司法書士試験に合格した後、このまま司法試験・予備試験に挑戦しようと決めました。

司法試験は論文があるということで予備校は利用したほうがいいかなと思っていろいろ検討していたのですが、LECが圧倒的に安かったのでLECにしました。

100万円台のLECの司法試験対策コースが9万9000円です(司法書士試験合格者限定!)。

 

厳密に言えば100万円台のコースから「短答(択一)の答練」が除かれているようです。

あとは入門講座・答練・演習・模試など全部コミコミで9万9000円!

安すぎますよね。

通信予備校と比較しても断然安かったです。

ここまで安くなるのは司法書士試験合格者の実力がある程度担保されているからだと思います。

また受講生としても、いくら安くても大手のLECということで講座の質が高いだろうという安心感があります。

とにかく予備校代がお得すぎなので、司法書士試験に受かってよかったです。

ブログを読んでくれる人が増えた

司法書士試験に合格してからブログを読んでくれる人が増えました。

今でこそ読んでくれる人がいる「しれっとブログ」ですが、筆記試験に受かるまでは本当に本当に読まれないブログだったんです・・・。

しれっとブログのアクセス数

今もまだ大したことありませんが、合格していなかったらブログを書き続けても読んでくれる人はここまで増えなかったと思います。

というかぼくの文章力と内容では何を言っても見向きもされなかったはずです。

受かれば大したことを書いてなくても「合格者のブログ」とみんな見てくれます。

読んでくれる人が多いとブログのやりがいも出てくるので、そういう意味でも受かってよかったです。

さいごに:司法書士を取ればチャンスが一気に広がる

さいごに:司法書士を取ればチャンスが一気に広がる

司法書士は「AIとブロックチェーンでオワコン」とかネガティブなことも言われますが、やっぱり取る価値のある資格です。

司法書士を取れば間違いなくチャンスが広がります。

司法書士試験に合格してぼくも一気にチャンスが広がりました。

受かってしばらく過ごした今も更なるチャンスの広がりを改めて実感しています。

 

司法書士受験時代のぼくは受かった後のことを考え、モチベを上げて勉強していました。

今やっている予備の勉強も同じです。

良い未来を想像するとやる気が出ます。

「受かったらこれやりたい」

「受かったらこうなるだろう」

そうやって良いことを思い浮かべると勉強もはかどります。

なるべく具体的に思い浮かべるとなおいいですね。

やる気が出るならどんな不純なことでもいいので、自分にとって良い未来を想像しながら勉強に励んでください。

 

※この記事を見た人は以下の記事も見てます。

【司法書士試験】直前期にやってよかった6つのこと。【後悔のないように】