こんにちは。

認定考査の勉強の息抜きがてらブログを書いているコロ助です。

先日、早稲田大学で予備試験の短答(択一)試験を受けてきました。

今日は初めての予備試験を受けての結果と感想を話していきます。

 

単刀直入に、ぼく落ちました。

民法、商法、民訴はそこそこいけましたが、その他の科目で点が取れず不合格です。

司法書士試験にない刑訴・行政法は難しかったです。

知らない知識ばかりでした。

それでも一肢一肢全力で解き、ベストを尽くしました。

 

受からなかった理由は単純ですが、勉強量不足です。

新人研修後は絶対に落ちたくない認定考査に勉強時間のほとんどをつぎ込みました。

>>認定考査試験対策に励んでいます。【司法書士試験】

民法では9割とろうと民法対策は頑張りましたが、ほかの科目の勉強時間は本当にゼロです(認定の要件事実対策が民訴対策にはなりましたが)。

なので、負けるべくして負けた戦いです。

 

もう終わったことなので負けたのは仕方がありません。

それに、得たものもありました。

特に「予備も意外と簡単だな。」と思えたのは大きな収穫です。

はっきり言って、択一は司法書士試験のほうが難しいです。

これは予備だけでなく司法試験にもいえるでしょう。

民法や会社法の問題は特に簡単だったので、解きながら司法書士のほうが上だと切に思いました。

たしかに、憲法と刑法のレベルは予備のほうが高いです。

また、予備には刑訴と行政法もあります。

しかし、不登法や商登法といっためんどくさい科目が予備にはないし、民執のように一問のためにテキスト120ページ勉強するふざけた科目もありません。

試験科目も司法書士のほうが多いです。

しかも予備は1問に2分間使えるので焦らずじっくり解くことができます。

そういったもろもろを考慮して予備の択一は司法書士試験よりはマシだと思いました。

改めて司法書士試験はすごい試験です。

 

択一はいけるとして、ぼくの課題は論文試験です。

司法試験の論文の過去問を軽く見てみましたが、今の自分にはとても解けません。

「こんなの書けるようになるのか。」というレベルです。

でも司法書士試験の記述も最初はまったく書けなかったのに、最後はちゃんと書けるようになりました。

なので、予備・司法試験の論文も「なんとかなるやろ。」と思っています。

 

短答で落ちてしまいましたが、受かる可能性が低くても受験したのは本当によかったです。

予備短答のレベルが大まかにつかめ、これからどういう勉強をしていけばいいのかがわかりました。

会場の雰囲気も少しは感じることができたと思います。

男子トイレに50人以上の人が並んでいるのを休み時間に毎回見れたのも収穫です。

(マジでなんとかしろよっていうレベルです。毎年こんな感じだったら本当にヤバい。)

もちろんぼくもトイレに並びましたが、「今年受かるぞ!」というときにいきなりあんなのに出くわしたらペースが乱れて大変なことになっていたと思います。

と、いろいろ経験できたのでお試し受験の元はとれました。

(できれば論文と口述のお試しもしたかったですが。)

司法書士試験のお試し受験をする人は今から民法を固めましょう。

>>【お試し受験をする人へ】受験料の元を取るためにやるべき3つのこと。【司法書士試験】

 

ぼくは予備の短答で敗れました。

正直残念です。

しかし、司法書士試験合格者の海上さんは合格したようです。

>>予備試験の択一は多分クリアー(ホッ)(*´∀`*)

海上さん、おめでとうございます!

同じ司法書士試験合格者として、自分が受からなかっただけに悔しい気持ちもありますが、「海上さん、すげー!やったー!」という素直な喜びのほうが強いです。

海上さんが予備短答に受かるんならぼくも受かるってことですからね。

「何言ってんだこいつ・・・」って話ですが、

あの人ができたんだから自分にもできる!

というマインドはすごく大切です。

このマインドについてはまた別の記事に詳しく書きます。

 

さて、明日は認定考査試験です。

昨今の合格率を見てると、今年の認定考査の一発合格者は50%を切るかもしれません。

認定考査を去年受けた40%以上の人たちも「今年こそは!」と受けに来ますしね。

本当に恐ろしい試験です。

それでも明日の認定考査は勝ちに行きます。

では最後の追い込みをしてきます。