この記事はオートマシステムを使っている人のために書きました。

ほかのテキストを使っている人は読まないでください。

 

オートマシステムをメインテキストとして使っている人に言いたいことがひとつあります。

それは

民法Ⅰの「基本編」をおろそかにしないで!

ということです。

 

民法Ⅰの基本編は、民法ないし法律を理解するための導入になっています。

この基本編は本当によくできていて、難解な法律の世界の概要をわかりやすい言葉や身近な事例に置き換えて説明しており、初学者が法律の学習を始めるのに最適な内容になっています。

そのため、基本編が初学者向けである感は否めません。

ある程度オートマで勉強した人が読めば

「はいはい、わかってるわかってる」

と思って飛ばしたくなる内容です。

ぼく自身ガチで受けたけど落ちた2016年の直前期は、この民法Ⅰの基本編をじっくり読むということはせずにさらっと流す程度にとどめていました。

条文に沿った本格的な解説は「民法総則編」から始まるので、「基本編」はおまけのようにとらえていたんだと思います。

でるトコ一問一答も基本編の問題はなく、民法総則編の「代理」から始まりますしね。

なので直前期は「基本編の内容はいまさらじっくり復習するまでもない」と思っていました。

しかし、この考えは今思ってみればものすごい慢心でした。

 

前回の記事で「民法を制するものが司法書士試験を制する」と言いましたが、民法を制するには民法の基本を理解するのが必須です。

【民法を最強の武器に!】ぼくがとった民法対策はこれです。【司法書士試験独学】

この「民法の基本」を抑えるのに最適なのがオートマ学習者であればオートマ民法Ⅰの基本編です。

基本編はその名の通り、民法の基本が詰まっています。

基本編で説明されている「利益衡量」、「生存競争は食うか食われるか」、「自由と強制は表裏」などなど、初歩的なことですがすごく大事なことです。

こういった抽象的な民法の本質をしっかり抑えているかどうかで、(民法に限らず)未知の問題から答えをひねりだす応用力がつくかどうかがわかかれ、最終的には合否がわかれます。

 

基本編は「当たり前の原理」なので一度理解すると、学習は不要のように思えてきます。

特に直前期になるとたくさんの科目を回さないといけないので、「民法の基本なんて・・・」と民法の基本編をおざなりにしがちです。

しかし、「基本(当たり前)」は抽象的な概念ゆえに本質を理解するのは意外と難しいものです。

実際ぼくが落ちた年は基本を軽視しすぎて民法の本質を理解しきれていなかったと思います。

学習が進むにつれて体系的な知識がついてきたのに、なぜか初歩的なことを難しく考えてしまい基本的な問題を落とすということもありました。

「基本編」をもうちょっとちゃんとやっておけば、もっと早く合格できたのにと思うとやりきれません・・・。

 

とにかく、「わかっている」と思っても最後の最後まで「基本(当たり前)」を侮らずに何度も何度も民法Ⅰの基本編をやってください。

直前期は雑多な知識に目が行きがちですが、とにもかくにも基本です。

オートマ仲間のあなたの受験がうまくいきますように!