司法書士試験の最重要科目、民法。

択一試験の70問中20問が民法です。

そして、民法は他の科目を理解するための前提となる科目です。

ぼくはそんな民法が嫌いではありません。

というか、民法は身近な事例が多くイメージがしやすいためかむしろ好きです。

会社法の「組織再編」と違ってテキストもつまずかずにスイスイ読めます。

スイスイ読めると、「自分は民法を理解していて民法ができるんだ」と思ってしまいます。

しかし、模試になると点が取れず・・・。

2017年5月の模試では20問中12問しか取れていません。

伊藤塾の全国公開模試を受けてきました。

間違いだらけの民法ですが、解説を読んでみると知らない知識は意外とありません。

これ知ってる!

と思うものばかりです。

知ってるのに点がとれないということはちゃんと理解できておらず知識の定着が甘いということです。

司法書士試験最大の出題数を誇り、他の科目の礎になる民法が苦手科目のままだと司法書士試験は圧倒的に不利な戦いになります。

逆に民法を武器にできれば司法書士試験は勝ち戦(いくさ)になります。

なので民法を武器にすべく、ぼくは民法を特別扱いにして民法の学習に丁寧に取り組むようにしました。

民法を特別扱いにして以降の模試ではコンスタントに民法で点をとり続け、本試験の民法で落としたのは2問です。

さらに、民法を強化していく過程でほかの科目の実力もついていきました。

今回は民法を武器にしたぼくの民法対策について話していきます。

(ぼくがとった勉強法は、大好評の択一対策記述対策もご覧ください。)

ぼくがとった民法対策

民法は毎日やる

民法で点がとれていなかったころは、民法もほかの科目も平等に接していました。

民法のテキストの厚さが全科目(択一)の4分の1なので、それに比例するように択一の勉強時間の4分の1を民法に充てていたと思います。

しかし民法を得意にするには毎日やるのが手っ取り早いと思い、民法を特別扱いにして民法に毎日触れるようにしました。

折り返し地点に来ました。

民法は最低でも毎日テキスト30ページです。

そのように毎日民法に少しずつ触れることで民法の問題を解くときの「久しぶり感」がなくなりました。

頭が常に「民法モード」なので問題文を読んだらスムーズに脳内で民法テキストが再生され、「知っている知識」は落とさなくなり点が伸びていきました。

読み飛ばしを防ぐ工夫

ぼくは普段の勉強で民法のテキストはスイスイ読んでわかったつもりでいましたが、試験で点がとれていなかったというのは前述のとおりです。

「どうして試験で点がとれないのだろう」といろいろ考えましたが、普段の勉強で大事なところを読み飛ばしているからなのではないかという考えに至りました。

模試で間違えるところはテキストには載っているけど知識が定着していないものばかりだったからです。

そこで読み飛ばしを防ぐためにじっくり読むのと同時に大事なワードを丸で囲んだり、苦手な論点は単なるアンダーラインではなく波線を引くようにしました。

この対策はほかの科目でも同じようにやりましたが、読み飛ばしを防げて効果的です。

「読み飛ばし」は何回も同じテキストをやって慣れてくると起こります。

勉強しているつもりでも読み飛ばしていては勉強の効果が半減してしまうので読み飛ばし対策はしっかりやりましょう。

じっくりゆっくり解く

民法が苦手だと意識してから民法の問題を解く際はじっくりゆっくり解くことを心がけるようにしました。

午前択一は午後択一と比べるとかなり時間があります。

なので午前の問題はじっくり解きました。

【司法書士試験】午前択一は時間がある。じっくりゆっくり解こう。

その中でも民法は特別にじっくりゆっくり慎重に・・・。

「わかっているつもり・読んでるつもり」でも間違えることが民法がダントツだったからです。

民法に時間をかける分見直しの時間が減りましたが、しょうもないミスも大幅に減り成績が上がりました。

まとめ

繰り返し述べますが、民法は最重要科目です。

司法書士試験における配点は民法が一番です。

それだけでなく、民法は不動産登記法、商法・会社法の理解をするための前提となる科目であり、民事訴訟法や供託法などともところどころで繋がっています。

そのため民法を強化することはほかの科目の強化にもなります。

なので民法は特別です。

民法を制するものが司法書士試験を制す!

そう言っても過言ではありません。

民法を特別扱いにして、民法をあなたの武器にして本試験に臨んでください。